9月8日のちー 日向ぼっこ
壮絶過ぎた3日間
15日 午前中のちーちゃん
ちーちゃんが苦しんだ記憶は残さないようにしよう。
楽しかった最後の日を残しておこう。
17日
ちーちゃんが横になったまま私の方へ手を伸ばしてきた。
私もちーちゃんの手の上に重ねた。
ちーちゃんは、もう起き上がれないから
片方しかないちーちゃんの左目は床側だから
ちーちゃんから見えるくらい近くに寝転んでちーちゃんを見た。
正面からちーちゃんの顔を見たら、ちーちゃんが笑ってる。
笑顔のちーちゃん、初めて見た!
ちー、笑ってるの?
凄い可愛いよ!って、
ちーの瞳に映ってる私の顔を見たら嬉しくって、
可愛い過ぎて笑っちゃって、
いっぱい声をあげながら笑っちゃって、話しかけた。
しばらく笑いながら話してて、あまりに可愛いからスマホで写真撮ろうと思ったけど、
片手はちーの手とつないでいるから操作しづらい。
顔認証、泣き過ぎて変な顔になってるのか機能しない。
パスワードを入れるのも一苦労。
その上、写真撮るのも片手で難しくてバタバタしてたら、
スマホで私の顔が見えなくなったのを怒ったのか
重ねていた手をスマホに向かって振り上げた。
そして、ガブリ。
2日連続の流血。
ちー、ごめん。
可愛すぎて、写真撮りたかったから。
私が見てた顔は、スマホの位置と違うから、
目も丸くてピンクのお口ちょって開けて可愛く笑ってた。
目も丸くてピンクのお口ちょって開けて可愛く笑ってた。
噛まれたところを水で洗ってキッチンペーパーで押さえながら戻ると、
ちーは、シーツを器用に手繰り寄せて私から顔が見えないように隠してる。
もう、一人で逝くからって言ってるみたいに。
その後、痛くて耐えているのか時々シーツを噛んだり、
シーツをつかんだりしながら、場所を移動させながら、そして眠った。
2日以上ほとんど寝てなかったのに、やっと眠れたんだ。
私も、ちーが見えるソファーで、横になってうとうとしてた。
いつの間にか、ちーは麻の薄いカーテンの向こう側、
庭が見える日差しを感じられる方に上半身を潜り込ませた所に移動していた。
声をかけるのを止めて、ずっと、様子を見ていたら、
足をピーンと片方ずつ震わせて伸ばした。
もう呼び戻しちゃいけないと触るのを我慢した。
発作が来るのかな?って全身がひきつける恐怖を感じながら見ていたらそれは無くて、
少し経ったら、カーテンに隠れてる上半身、ちょっと動いた後に、可愛い声。
今まで聞いた苦しい声じゃなくて、
初めて聴くようなちーちゃんの可愛らしい長めの声。
「ちーちゃん、何か言った?」
そっとカーテンの裾をめくると、
ちーちゃんは、とっても優しい顔で息をしていなかった。
手は冷たかったけど、身体はあたたかかった。
最後に、「ばいばい。行くね!」って、言ってたのかな?
そんな明るい声だった。
そして、何より苦しまずに天国へ旅立てて良かった!
亡くなるのを見たくないってずっと思っていたけど、
ちーちゃんだけ、何でこんなに何回も苦しい思いしなくちゃいけないのかな?
って思ったけど、
その数だけ、我に返った時にちーが頑張って立ち上がって、
私の所へよろけながら歩いて来て、
おでこごっつんこして、
抱っこをねだって、、、
不器用だったちーが、こんなにストレートに私に寄せる気持ちを
いっぱい表現してくれたのが嬉しくて嬉しくて。
最後に嬉しい可愛い笑顔で笑わせてくれて、
いっぱいお話し出来て、
嬉しさで悲しさが遠のいた。
ちーとお別れになっちゃったけど、とっても幸せな気持ちになれた。
「ちー、天国で幸せになってね!
きっと、お目目も両方開いていて、元気に走り回れるよ。
もう、素直で可愛いちーちゃんだから、
そして、あの笑顔だったら友達たくさんできて、
みんなと楽しく遊べるよ。」って。
そう、話しかけながら、ちーちゃんの身体を綺麗に洗った。
凄く、私を安心させてくれて、天国での幸せそうなちーが想像出来て、
私はとても嬉しかった。
「最後に私をたくさん喜ばせてくれて、ちーちゃん、ありがとう!!!」
-------------------------------------
家族LINEで、娘や息子に、ちーちゃんの死を伝えて、
「噛まれて流血」って、書いたら、
「最後までちーらしい(笑)」
だって。
痛いぞ!
昨日は左、今日は右。
------------------------------------
我が家のにゃんこは、全員天国へ旅立ってしまったけれど、
今後は、撮りためたにゃんこの写真を思い出を振り返りながら
アップしていきたいと思っています。
たくさん感動をくれた愛するにゃんこたちには、感謝の気持ちでいっぱいです!