くまが亡くなってから、いろいろと思い起こす事がたくさんあって。
そして、高齢の為と思っていたのが、ひょっとして、リフォームしてから変化が起きていたことなのかな?
と、ふと、3,4年前を振り返ってみました。
リフォームして変えた点
・壁紙→珪藻土の塗り壁に
特に、くまは壁紙を爪でひっかいて、そこから口にくわえて勢い良く剥がすのが大好きでした。
サイドボードの上にまで乗って楽しんで剥がしていたので、天井近くまでそんな感じで、見るも無残なリビングでした。
リフォームでは、そんなことのないように、消臭や空気洗浄にもなる珪藻土にして快適空間に。
そうしたら、一度壁に爪を突き刺し、歯が立たないので二度と壁をひっかかなくなりました。
・床
猫の爪跡や、万一粗相があっても大丈夫なように、簡単にふき取れる天然目に樹脂をしみこませている床材にしました。
そうしたら、つるつる滑ってしまうので、今までみたいにダッシュで駆けたり、カーブを猛スピードでターンしていたくまはすってんころり。
それから、走らなくなっていたように思います。
・浴室
以前の浴槽はふちが狭くて、くまやごまは容易に湯船に手をつっこんで、まるで湯加減を見るみたいにピチャピチャと腕を突っ込んで遊んだり、ごまは私が腕をふちに渡してあげると、お湯につかりながら肩のほうに渡ってきたりしてました。
それが、新しいふちがタイルで、洋式のバスタブにした為に、溢れるまでお湯を入れることが出来なくなって、手は到底お湯に触れる事は出来ずに、お風呂に遊びに来なくなりました。
・キャットタワー
くまは自分のうんちがどんだけ臭いの?と、いう位、玄関近くにあるトイレから用を足した後、ものすごい勢いで廊下を駆け抜けリビングにあるキャットタワーの上まで駆け上がって、ものすごい勢いで爪を研いでいました。まるで、匂いを振り払うみたいで、ちょっとしたイベントみたいで面白かったです。
それが、リフォーム後は、ツルツルしてて走ってこれなかったのかも・・・
私たちが快適な環境を求めた結果、にゃんこにとっては、遊びにくい環境にしてしまっていたのかも・・・と、
昨夜ベッドの中でふと、数年前のくまたちの行動を振り返った時に気がつきました。
もっと、こうしていれば・・・
そうすれば、もっと長生きできてたんじゃないか、と、
いっぱいいっぱい後悔する事ばかりの日々です。