猫を飼っていると壁紙ってボロボロになりますよね~。
14年も飼っているとそれは大変なものでした。
始めは引っかいているだけなのに、そのうちにくまなんて酷いものです。
めくれあがった所を面白がって口でくわえてベリべりと剥がしていたのですから・・・
で、4年位前に、珪藻土の存在を知りました。
いろいろネットで調べてこのサイトに辿り付き、塗り体験が出来ると書いてあったので、実際にそのお店に行き、珪藻土の効果などの説明を受けた後に体験して来ました。
こてを使って塗るのってなかなか楽しかったです。
珪藻土でもいろいろ種類があるらしいのですが、色見本のサンプルなど頂いて検討した結果、後日注文したのが始まりです。
そして、リビングを含め2部屋主人と父と私で塗りました。
もともと主人が煙草を吸っていたために、リビングの壁は相当黄ばんでいたので、壁紙を剥がし、下塗り材を塗り、その上から珪藻土を塗ったのですが、数日して黄ばみがにじみ出てきました。
電話で問い合わせたら、
「しみこんでいたヤニが浮き上がってきたのかも知れないけれど時間が経つと消えますよ。」
と、言われても半信半疑で様子を見ていたら本当に真っ白になっていきました。
お店に行った時にも、紅茶等を壁にかけても消えていくと聞いてはいたのですが、実際に目の当たりにするとその効果にかなりビックリしました。
そして、これが猫の爪に強いのです。
だれかがぐさっとさした爪のあとが3つ着いたのちには、一切付けられなくなりました。
そして、匂いも気にならなくなり、心なしか猫たちも元気になっていったように思います。
それが、昨年、築30年近くなる我が家をリフォームした時に、せっかく自分たちで塗ったリビングですが、壁はもちろん床や天井も剥がしたために、ここは業者に任せた方が良かろうと思い、しかしながらその効果に満足していたために、以前使ったエコクィーンという商品にこだわり左官屋さんに塗ってもらいました。
それが、家のにゃんこときたら塗りたてのところを、窓から外を覗きたかったのか飛びついた時に、壁に爪あとを残したのです。
左官屋さんが、「ここ塗りなおしておきますね。」と、言ってくれたのですが、
「これも記念ですからそのまま残して下さい。」と、言ったら、
「珍しいですね~、そんな風に言われるの初めてです。」とビックリされたのが、この最後に着いた爪あとです。
珪藻土は、爪あとはつかないと言いたい所ですが、柔らかいうちは猫の爪には勝てないということで・・・(ニャンニャン)
ちなみに、2001年の壁がこちら。
凄すぎる。